スーパーGSE
スーパーGSE単体で行った各種試験のエビデンスを一部公開しています。スーパーGSEだけでもノロウイルスやインフルエンザウイルス、COVID-19まで除菌する能力があります。
CoA 成分分析
■ 試験目的
CoAは「Certificate of Analysis」の略で、製品の分析結果を示す証明書です。通常、化学物質や食品、医薬品などの品質管理や規格に従った分析結果が記載されています。CoAには成分の含有量や純度、試験方法、製造ロット番号などの情報が含まれており、製品の信頼性や安全性を確認するために重要です。
■ 試験結果
残留農薬試験
■ 試験目的
残留農薬試験(ざんりゅうのうやくしけん)とは、農産物や食品に残留している農薬の量を測定するための試験です。この試験は、食品の安全性を確保し、消費者が健康リスクにさらされないようにするために重要です。主な目的は、農薬が農産物に使用された後、どの程度残っているかを確認し、法規制に基づいた安全基準を満たしているかどうかを評価することです。
■ 試験結果
平成17年1 月24 日付け食安発第0124001号 「食品に残留する農薬、飼料添加物又は動物用医薬品の成分である物質の試験法について」で300種類の農薬を試験し、すべての検査項目で残留農薬の不検出を確認。
■ 考察および結論
この試験では、食品に残留する300種類の農薬について調査を行い、すべての検査項目で残留農薬が不検出であることを確認しました。これにより、対象食品の安全性が示され、消費者に安心感を提供します。また、農薬の残留基準を満たしているため、規制遵守も確認されました。この結果は、農業や食品業界における品質管理の重要性を強調しています。
マウスにおける急性吸入毒性試験
■ 試験目的
急性吸入毒性試験(きゅうせいきゅうにゅうどくせいしけん)とは、物質が急性に吸入された場合の毒性を評価するための試験です。この試験は、特に化学物質や製品の安全性評価において重要です。主な目的は、特定の物質が気道や肺に与える影響を確認し、その毒性の程度を測定することです。通常、ラットなどの動物を用いて行われ、特定の濃度の物質を吸入させ、その後の健康状態や生存率、呼吸器の反応などを観察します。この試験により、物質の急性毒性の指標(LD50値など)を得ることができ、規制当局や製造者が製品の安全性を評価するための重要なデータとなります。
■ 試験結果
死亡例はみられず、一般状態においても異常はみられなかった、体重は、雌雄ともに暴露1日後に減少を示した個体もみられたが、暴露2目後からは順調な増加推移を示し、暴露操作による一過性の減少と考えられた。平摂量は正常と考えられた。部検において、雄で肺の左葉における自色巣が1例にみられ、肺の病理組織学的検査において、同個体に隔肥厚ならびに胞隔細胞浸潤がみられたが、局所的な変化であり、発現例数が1例のみでその他の個体に変化はみられなかったことから、偶発的な変化と考えられた。以上の結果より、本試験条件下において、本被験物質に全身暴露による吸入毒性は認められなかった。
■ 考察および結論
マウスにおける急性吸入毒性試験で、死亡例はなく、一般状態にも異常は見られませんでした。体重は暴露1日後に一時的に減少しましたが、2日後からは順調に増加しました。雄マウスの1例に肺の自色巣と病理変化が見られましたが、他の個体には変化がなく、偶発的なものでした。これらの結果から、本被験物質による全身暴露の吸入毒性は認められませんでした。
耐熱性好酸性菌
■ 試験目的
耐熱性好酸性菌(たいねつせいこうさんせいきん)とは、高温や酸性環境でも生存・繁殖が可能な細菌のことを指します。これらの菌は、食品や発酵プロセスなどで重要な役割を果たすことがありますが、食品の保存や衛生管理においては問題になることもあります。耐熱性好酸性菌の代表的な例としては、ボツリヌス菌や乳酸菌の一部があり、これらは特定の条件下で耐熱性を持つため、食品加工や保存の際には注意が必要です。これらの菌の管理は、食品業界や発酵食品の製造において特に重要です。
■ 考察および結論
耐熱性好酸性菌 : 陰性
■ 考察および結論
「耐熱性好酸性菌:陰性」とは、耐熱性を持ち高酸性環境でも生存できる細菌が、検査で検出されなかったことを示します。これは食品や製品において、微生物汚染のリスクが低く、消費者に対する安全性が確保されていることを意味します。この結果は、製品の品質管理や衛生状態を評価する上で重要です。
MRSA
■ 試験目的
MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)は、メチシリンを含む抗生物質に耐性を持つ細菌で、皮膚や鼻に常在します。感染は接触を通じて広がり、皮膚感染や肺炎、血流感染を引き起こすことがあります。特に医療機関での感染リスクが高く、免疫力が低下している人や手術を受けた人が注意が必要です。予防には手洗いや傷口管理が重要で、早期の診断と適切な治療が求められます。
■ 試験結果
腸管出血性大腸菌O157
■ 試験目的
腸管出血性大腸菌O157(E. coli O157)は、食中毒を引き起こす病原性大腸菌で、主に汚染された食材や水を介して感染します。症状には、下痢(血便)、腹痛、嘔吐、発熱があり、重症化すると腸管出血性症候群(HUS)を引き起こすことがあります。予防には、食品を十分に加熱し、衛生管理を徹底することが重要です。特に子供や高齢者にとって危険な病原菌です。
■ 試験結果
■ 考察および結論
この結果から、ディフェンドウォーターを添加した試料では、菌液添加直後から2時間後までの全ての時点で、腸管出血性大腸菌O157の数が10/ml未満であることが示されています。この結果は、ディフェンドウォーターがこの菌を効果的に除去していることを示唆しています。定量下限値が10/mlであるため、実際には菌がほとんど存在していないか、完全に除去されていると考えられます。
ノロウイルス
■ 試験目的
ノロウイルスは、急性胃腸炎の原因となるウイルスで、主に食べ物や水を介して感染します。感染症状には、嘔吐、下痢、腹痛、発熱があり、特に高齢者や幼児にとって重症化するリスクがあります。感染力が非常に強く、少量のウイルスで感染するため、集団感染が発生しやすいです。予防には、手洗いや食品の加熱、衛生管理が重要です。治療法は対症療法が中心で、適切な水分補給が大切です。
■ 試験結果
■ 考察および結論
この結果から、検体はネコカリシウイルスに対して高い不活化効果を示し、感染価が急速に減少したことがわかります。一方、対照の精製水では感染価が維持されたため、使用した試薬や処理方法がウイルスに対して有効であったと考えられます。このようなデータは、ノロウイルスに対する除菌効果を示す重要な指標となります。
インフルエンザウイルス
■ 試験目的
インフルエンザウイルスは、呼吸器感染症の原因となるウイルスで、主にA型、B型、C型の3種類があります。感染は飛沫感染や接触感染を通じて広がり、症状には発熱、咳、喉の痛み、筋肉痛、倦怠感などが含まれます。特に高齢者や幼児は重症化しやすいため、予防が重要です。ワクチン接種や手洗い、マスク着用などが推奨されます。インフルエンザは毎年流行し、パンデミックを引き起こすこともあります。迅速な診断と適切な治療が必要です。
■ 試験結果
この結果から、検体はインフルエンザウイルスに対して高い不活化効果を示し、時間が経過しても感染価が低いままであることがわかります。一方、対照の精製水では感染価が保持されているため、使用した試薬や処理方法がウイルスに対して有効であったことが示されています。このデータは、インフルエンザウイルスに対する除菌効果を評価する上で重要な指標となります。
COVIT-19
■ 試験目的
COVID-19は、SARS-CoV-2ウイルスによって引き起こされる呼吸器感染症です。2019年末に中国・武漢で最初に確認され、瞬く間に世界中に広がりました。症状は発熱、咳、呼吸困難、倦怠感など多岐にわたり、一部の人では重症化し、肺炎や死亡に至ることもあります。感染は主に飛沫感染や接触感染を通じて広がります。ワクチンの普及により、感染の抑制や重症化のリスクが低下していますが、変異株の出現が新たな課題となっています。感染予防策として、手洗いやマスク着用が重要です。
■ 試験結果
この結果から、ウイルス不活化が10分後の全ての測定でPFUが2.00未満であることは、ウイルスがほとんど検出されないか、非常に低い感染価であることを示しており、試験した条件(例えば消毒剤の使用など)がSARS-CoV-2に対して高い不活化効果を持つ可能性があり、SARS-CoV-2に対する効果的な不活化作用が示されていると考えられます。
スーパーGSE+ウルトラファインバブル
スーパーGSEをウルトラファインバブルで希釈した際のエビデンスを公開しています。ウルトラファインバブルが弾ける際に発生する衝撃が、ウイルスやバクテリアのエンベローブを破壊する事によって、スーパーGSEでは除菌できないものも除菌が可能になります。
カビ(ペニシリウム、アスペルギルス)
■ 試験目的
ペニシリウム
ペニシリウムは、青緑色のカビで、主に食品や発酵プロセスに利用されています。特に、ペニシリウム・ノタツムやペニシリウム・クロソモンは、抗生物質ペニシリンの生産に重要な役割を果たします。この菌は、チーズの熟成や発酵食品の製造にも関与し、風味や保存性を向上させます。ただし、一部のペニシリウム種はアレルギーや病原性を持つこともあり、注意が必要です。食品業界では、品質管理が重要とされています。
アスペルギルス
アスペルギルスは、広範な環境で見られるカビの一種で、数百種が知られています。特にアスペルギルス・ニガーやアスペルギルス・オリゼは、食品発酵や酵素の生産に利用されます。アスペルギルスは、醤油や味噌の製造にも関与し、食品業界で重要な役割を果たしています。しかし、特定の種は病原性を持ち、免疫力の低下した人に感染症を引き起こすことがあります。適切な管理と衛生対策が求められます。
■ 試験結果
■ 考察および結論
両者において、短時間の処理で高い感染価があったものの、10分間の処理によってほぼ全ての菌が不活化されていることが確認されました。このデータは、ペニシリウムやアスペルギルスに対する処理の有効性を示しており、食品の安全性向上に寄与する重要な結果です。
芽胞(枯草菌)
■ 試験目的
芽胞菌は、特定の環境下で病原性を示すことがあり、食品や医療分野での被害を引き起こすことがあります。例えば、ボツリヌス菌(Clostridium botulinum)は、食品中で芽胞が発芽し、強力な神経毒を生成し、食中毒を引き起こします。また、炭疽菌(Bacillus anthracis)は、動物から人に感染し、致死的な炭疽症を引き起こすことがあります。芽胞の耐久性により、除去が難しく、衛生管理や食品保存において注意が必要です。
■ 試験結果
■ 考察および結論
生理食塩水の結果:比較対照としての生理食塩水では、菌液添加直後に170,000/mlの枯草菌が確認されています。この結果は、無処理の状態では菌数が多く存在することを示しており、処理の効果と比較するための基準として機能します。
検体の結果:枯草菌数が菌液添加直後から2時間後まで全て<10/mlであることは、試験対象の処理が非常に効果的であったことを示しています。この結果は、処理が枯草菌をほぼ完全に不活化したか、検出限界以下にまで減少させたことを意味します。